多くのアーティストが自らの技術に磨きをかけ、そのままCDにできるようなクオリティの曲を追求していると思います。
でもはたしてそれでメジャーデビューに近づいているでしょうか。
メジャーはビジネスの世界です。極論で言えば、高度な演奏の技術とか、歌のクオリティとか、そんなことは問題ではありません。結局はレコード会社に利益が出るかどうかだけなのです。
ここの認識がずれていると、いくら努力をしても、メジャデビューできるかどうかは運まかせ、人まかせになります。それは極めて勝率の低いギャンブルのようなもので、人生を賭けるにはあまりにも無謀です。
アーティストがレコード会社の立場にならないかぎり、何か歯車が噛み合っていない気がしたり、「本当に今のままでいいんだろうか」という思いにかられることになるでしょう。何もないまま、ただ10年、20年と、年齢を重ね、いつしかメジャーデビューを諦めることになってしまうかもしれません。
このサイトにはテクニカルなアドバイスはいっさいありません。このサイトに書かれていることは、ミュージシャンとして音楽業界へ入った方々のアドバイスとは、全く違ったものになるかもしれません。
それでもこのサイトの言葉に耳をかたむけてくれる素直なあなたは、少なくともメジャーデビューに必要な条件のひとつは備えていると言えるでしょう。