なんといっても王道中の王道は、レコード会社が開催するオーディションです。もちろん、これに参加しない手はありません。いつも情報に注意し、募集があれば一番乗りするくらいの勢いで、即、応募すべきです。
応募資料でもっとも大切なのはプロフィール写真です。見ただけで、アーティストの世界観、音楽性、センス、そういったものが一目瞭然となる写真をなんとしてでも用意しておきます。
さて、レコード会社のオーディションは王道ではありますが、メジャーを目指すアーティストのほとんどが、この方法しか知りません。
つまり、応募がここに集中することになります。加えて、レコード会社は、よほどでなければ予算を出したがりません。可能な限りアーティストか音楽事務所に出してもらいたいのです。そうなると必然的に採用されるアーティストの枠は、ごくわずかとなります。
応募が集中し、枠も少ない、これはまさに宝くじ。いろいろな要素が複雑に作用するため、実力だけでどうにかなるものではありません。
つまり、応募はすべきですが、あてにすべきではない方法と言えます。